レッドフラッグ・アラスカ07-3は、7月12日(木)〜7月27日(金)の間、 米国アラスカ州アイルソン空軍基地及びエレメンドルフ空軍基地並びに同周辺空域・地域において日本、米国(アグレッサー他)及びNATO等が参加して実施された。航空自衛隊からは第7空団飛行群司令田中1佐を指揮官として第7航空団からF−15J/DJ型機6機、警戒航空隊からE−767型機1機、第8航空団から携SAM追随訓練器材6セット参加人員指揮官以下約200名が参加した。天候不良によりわずかながら訓練規模が縮小されたが、米軍戦闘機部隊と共同による防空戦闘訓練及び基地防空戦闘訓練は、ほぼ計画通りを実施された。今年度の訓練の特徴は、レベルが向上していることと、米空軍のアグレッサー(対抗部隊)の参加です。この間、訓練や各種交流を通した相互理解、信頼醸成に努め、所期を超える成果を挙げ、8月2日までに全隊員が無事に帰国した。JAAGAからの訓練激励品は、訓練を視察された中島総隊防衛部長から訓練指揮官に手渡され、米軍人を招いての懇親会等及び訓練参加者の融和団結のために活用された。 (石黒理事記)