日米エアフォース友好協会会長様
              会員一同様 

 新緑の候、皆様におかれましては益々ご健勝のこととお喜び申し上げます。
 さて、去る5月14日から18日の間行われました日米共同救難訓練(コープ・エンジェル07-1)に際しましては多大なるご激励を賜り誠にありがとうございました。お陰様をもちまして、梅雨空にもかかわらず第一日目の訓練を地上訓練に変更したものの、その他は予定どうり実施することができました。当訓練は、今回で24回目となり年々レベルアップに努めております。今回は初めて(T-DUCK(エンジン付き救難ボートをヘリコプタから展開するもの)やNVG(日本側としては初)を使用した救難を共同で行い、連携の向上に関して多大の成果を得ることができました。米空軍の救難部隊は、数年前にヘリコプターを有する救難隊(第33救難隊)と救難員の救難隊(第31救難隊)とに分かれており、救難員は隊長以下幹部を中心として展開を基本とした活動をしております。航空救難に限らず災害をはじめとする要救難事態における活動を想定した装備品や運用要領は、今後を見据えた空自救難部隊のあり方として学ぶべきことが多いように思われます。米空軍と隣接する沖縄の地の利を生かし、今後とも米軍との関係強化に努め能力を向上させたいと考えておりますので、益々のご指導ご支援を賜りますようお願い申し上げます。 まずは略儀ながら訓練終了のご報告と御礼まで。

              平成19年5月28日(月)
                那覇救難隊長 2等空佐 佐藤 徳弘



2007日米共同救難訓練支援の御礼