19年度のコープノース・グァム(CNG07−2)は、19年5月29日(火)から7月4日(水)の間、グアム島アンダーセン基地、FDM射場及び同周辺訓練空域において行われた。 参加訓練部隊は、訓練指揮官(第3航空団飛行群司令有馬1佐)以下約230名、参加航空機は、3空団のF−2型機8機、警戒航空隊のE−2C×2機であった。「初のF−2海外訓練」であったが、天候にも恵まれ、対戦闘機戦闘、防空戦闘訓練、空対地射爆撃(実弾投下)訓練がほぼ計画通りに実施された。種々の問題点をかかえながらも参加隊員の創意工夫と米軍の積極的な支援により成功裏に訓練を終了することができた。 訓練を視察された永田総隊司令官に託されたJAAGAからの訓練激励品は、日米約600名が参加した訓練終了(END-EX)パーティで紹介されるとともに、同パーティに有効に活用され、航空自衛隊と米空軍の信頼醸成に大きく役立った。(石黒理事記)