北部航空方面隊司令官新野空将に託されたコープノース(グア ム)訓練参加部隊への激励品に対して訓練指揮官の3空団飛行群司令上田1佐から下記の礼状が6月22日協会に届いた。



盛夏の候、時下ますますご清祥の 段、お慶び申し上げます。
 米国グアム島におけるコープ・ノース訓練を終了し、全隊員が無事帰隊した ことを報告いたします。 訓練においては空自初となる地上目標への実爆訓練を実 施し、6名のF-4操縦者に実爆を経験させることができました。また、米空軍F-15とのDACT訓練において日頃の訓練成果を十分に発揮するとともに、日米双方の要撃管制を空自E-2Cが担当し、日米の戦闘機運用 思 想を確認することができたことは、大きな成果となりました。 訓練のみならず、今回の訓練に参加した日米全隊員400人以上が一堂に会してパーティーを行うことができたのは、貴協会よりいただいたご支援のおかげで あり、日米エア・フォースの友好関係をさらに推進することができたものと信じます。 訓練部隊の解組に当たり、今回の訓練成果を今後の練成訓練に活かして部隊のさらなる精強化を図るとともに、三沢基地の特性を活かして日米の信頼関係を一 層強固にしていきたいと決意するものです。 JAAGAの一層の発展と、会員の諸先輩方のご健勝を祈念 し、略儀ながら訓練部隊の帰国報告とさせていただきます 。

     コープ・ノース05訓練指揮官 1等空佐 上田知元


 

'05・コープ・ノース(グアム)訓練参加部隊から礼状