日米共同訓練参加部隊を激励

 JAAGAが活動の一環として支援している、日米共同訓練(コープノース)と日米共同救難訓練(コープエンジェル)が、平成16年度第1回目として6月7日から空自那覇基地と米軍嘉手納基地で実施されている。 6月8日午後、石津JAAGA那覇支部長と本年度から日米共同訓練支援担当となった岩崎常務理事は、先ず、南西航空混成団司令表敬後、団司令室において、コープノースの日本側訓練統制官阿部1佐(南混団防衛部長)と米側訓練統制官代理アンセルモ中佐(5空軍司令部運用幕僚)に対し支援品を贈呈し、懇談・激励した。次いで、コープエンジェルの日本側指揮所となっている那覇救難隊に移り、日本側訓練統制官国武2佐(那覇救難隊長)に対し、同様に支援品を贈呈すると共に、米側訓練参加者への激励を託した。今回の日米共同訓練は、初めてコープノース、コープエンジェルが同一時期、同一基地で実施され、救難活動と戦闘機の活動を組み合わせた訓練も実施される計画になっているが、初日は好天に恵まれたものの、2日目以降、梅雨前線に加えて台風の通過があり、訓練に大きな影響が出ている。贈呈された支援品は、コープエンジェルは今週末、コープノースは来週末に予定されている訓練検討会後の懇親会に役立てられることになっている。  (岩崎常務理事記)

コープノース概要
 期間        : 平成16年6月6日〜6月18日
 実施部隊
   航空自衛隊 : 南混団司令部、83空隊 南警隊、7空団、警空隊
   米空軍    : 第5空軍司令部、18航空団、35戦闘航空団
 使用基地     : 空自;那覇、浜松、 米空軍;嘉手納
 参加規模     : 空自;F-4x10, F-15x6, E-767x1
              米空軍;F-15x10, F-16x16, E-3Bx1, KC-135x2

コープエンゼル概要
 期間        : 平成16年6月7日〜6月9日(予備10日)
 実施部隊
   航空自衛隊 : 那覇救難隊
   米空軍    : 第31,第33救難飛行隊
 使用基地     : 空自;那覇    米空軍;嘉手納
 参加機種     : 空自;V-107, UH-60,U-125
              米空軍;HH-60